里山住宅博in神戸 オーブルホーム 販売型モデルハウス

里山住宅博オーブルホームのモデルハウスではスキップフロアを採用しています。
そもそもスキップフロアとはどんな家かと言いますと
各階のフロアの高さをずらして、数段の階段で上り下りできる半地下や中２階を作って、段差を活かした間取りのことです。

スキップフロアには一般的に言われているメリットとデメリットがあります。

１．家を広く感じることができる
フラットに広がる家よりも高低差が出て、目線が抜けることで、実際の面積よりも広く感じます。
２．空間を有効に活用しやすい
段差があることで、壁や扉がなくても空間を緩やかに仕切ることができます。
廊下を減らすことができ、さらに高低差を利用することで、部屋や収納スペースを多く取ることが出来ます。
３．風通しや日当たりが良い家にできる
フロアの段差を利用して窓を上手く配置すれば、風通しが良く、日当りも良い家を作れます。
４．天井に変化を付けることができる
スキップフロアにした場合、段差があることで、天井の高さを高くしたり、逆に低くすることができます。天井の高い空間で開放感を感じるスペースと低い天井で落ち着いたスペースを作ることで空間のバリエーションもできた楽しい家になります。
５．家族の気配を感じることができる
緩やかに空間がつながるスキップフロアの家はご家族それぞれが好きな所で好きなことをしていてもご家族の気配を感じることができて、どこかつながっている感覚が得ます。
６.途中に休憩するスペースがあることでストレスなく上り下りできる
一度に２階までの階段の上り下りをしないといけないと思うとおっくうに感じることもありますが、途中に休憩できるスペースがあると意外とストレスなく上り下りできます。
また、一つの階段の段数も少ない為、万が一の事故の場合でも大きなケガにはなりにくいではないでしょうか。

１．コストがかかる
構造的に複雑になり、また小さな仕切りが増える為、同じ広さの一般的な住宅よりも建築コストはかかります。
２．音が筒抜けになる
壁による仕切りが少なく、つながった空間になる為、やはり遮音性は低くなってしまいます。
ご家族でも音が気になる方にはお薦めできません。
３．光熱費がかかる場合がある
大きな空間になる為、普通の感覚ではエアコンなどの光熱費が高くなると思います。
ただ、それはあくまで断熱性能のそれほど高くない家の場合です。しっかりとした断熱性のある家で、空調の効きなども考慮したエアコン等の配置計画を行うと家全体を一定の温度に保ちつつ、一般的な省エネ住宅レベルの家に比べて光熱費も半分程度に抑えることができます。
ですので、条件によってはデメリットではないと言えます。
４．段差が多くなる
スキップフロアの家は、段差のない家とは大きく考え方が違います。
バリアフリーの家でも２階がある場合には階段を上らないといけません。
ただ、一気に２階まで上がるのに比べて、途中に休憩するスペースがあることで、万が一、転倒した場合でも大事故につながりにくいです。
また、段差があることで自然と足腰が弱りにくく、さらには１階で生活できるようにプランをすることでより長くご自宅で暮らせる可能性も高まります。

このようにスキップフロアにはメリット・デメリットがありますが、里山住宅博のモデルハウスでスキップフロアを採用した大きな理由は敷地から見て下へつながる傾斜地である里山を少し上から眺める為です。

その眺めがこのようになります。
ソファでくつろぎながら眺めるだけでも癒される景色を日常的に味わう日々を考えるとスキップフロアの家に住むのも良いなぁと思えること間違いないと思います。