外部の作業を引き続き進めています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=365x1024:format=jpg/path/sf4b0e4299c18c175/image/i795acbbf960c4aad/version/1457443225/image.jpg)
先日の防水シートを貼り終えた後、
検査と確認を行い、通気胴縁の施工を
行いました。
下から入った空気が
この胴縁(桟)の間を流れ
屋根裏を通って、棟にある
換気用の通気孔から出ていきます。
熱くなった空気や壁の内部から
出た湿気などを排出する為に
大事な役割を果たします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=365x1024:format=jpg/path/sf4b0e4299c18c175/image/ie2aa4c3ff6aefb38/version/1457444650/image.jpg)
通気胴縁の上からラスと呼ばれる
金網を貼っていきます。
ラスは通気用に補強された
特殊なものを使用することで
モルタルなどに割れが
出にくくなります。
さらにモルタルにもひと工夫を行い、
割れを出にくくします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=365x1024:format=jpg/path/sf4b0e4299c18c175/image/i91c75daa3157116a/version/1457443825/image.jpg)
ラス貼りを行う前に
破風板や鼻隠しと呼ばれる屋根の先に
取り付ける化粧板を施工し、
軒天も仕上げています。
破風板にはウエスタンレッドシダーと
言う耐久性に優れた木材を使用しています。
軒天には耐水性のある桧の化粧板を使用し
塗装を施しています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=365x1024:format=jpg/path/sf4b0e4299c18c175/image/i74bc268f563d823d/version/1457444172/image.jpg)
また、1階和室の外壁は
板貼り仕上げとしています。
こちらにもウエスタンレッドシダーを使い
よろい貼りと呼ばれる貼り方を行いました。
この出隅の角部分はとても手間の掛かる
加工が必要で、大工さんの細かい手仕事
ならではの仕上げです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=365x1024:format=jpg/path/sf4b0e4299c18c175/image/if48173380c11796b/version/1457444427/image.jpg)
板の上に塗装を行い、
全体の色合いを落ち着かせました。
こちらは建物の中から見たところですが、
窓越しに自宅の板塀が見える様は
何とも言えない風情があります。
すでに仕上がった感じもイメージできます。
この後、外壁のモルタル下塗りを行えば、外部の作業はひと段落です。
しっかりと養生期間を開けた後、中塗りを行う予定です。
もちろん、内部の作業も並行して行っていますので、その状況も後日、ご紹介していきます。